挫折と失敗から学ぶこと

挫折と失敗

自分の子供に苦しい思いをしてほしくない
そう思ったことはありませんか?

私はあります。

けど、自分自身が挫折や失敗を経て成長したことも
経験しています。

高校3年生の夏、
国体選手の選考がありました。

私は監督から「お前がきっと選ばれるぞ」
と言われていました。
半信半疑ながらもうれしかったのを覚えています。

しかし、発表されたのは別のチームメイトでした。

すごく悔しかったです。

ですが、それと同時にすごく納得ができたんです。


私は、例えばミスしたプレーを練習するときに、
何度もやり直して怒られるのが嫌だし、
ダラダラやると疲れて余計うまくできないので
3回で必ず成功させる。と決めていました。

選ばれたチームメイトはというと、
器用なタイプではなく、
何度も何度も監督に怒られ
一人で1時間以上同じ練習を繰り返さなければいけないような
そんな感じでした。

私は当時それで良いと思っていたし、
そのチームメイトにも、
さっさとやって終わらせちゃえば楽なのに
と思っていました。

けれど、メンバー発表の日以降私は大反省することになりました。

私は自分で言うのもなんですが、
割と器用でしたので、
なんでもコツコツ努力するということをしませんでした。

日々の練習で「怒られないこと」ばかりに重点を置いていました。
また、以前のブログでも書いた通り、
私は怪我がとても多かった。
イコールその分休んでいる時間も長かった。

そして極めつけは、
私はいつもつらいバレーボールを辞めたいと思っていた。
それを口にも出していたし、
行きたくなくて病んでしまい、
練習を休んでしまうこともありました。

思い返してみれば、
そのチームメイトは一番怒られていたにもかかわらず、
一度も本人の口から
「辞めたい」なんていう言葉を聞いたことがありませんでした。

私がけがで休んだり、辞めたいと休んだりしている間にも
そのチームメイトは毎日怒られながら
コツコツ努力を続けていました。
「そりゃそうだ、よく考えたら私なわけがない。」とものすごい納得がいったのは
頑張っているチームメイトの姿をいつも近くで見ていたからです。

私はこの自分の経験から
「コツコツ努力することの大切さ」と
「神様は必ずみているんだ」ということを
自分なりに学びました。
※神様を信じるかどうかはひとそれぞれですw

それから社会人になっても
母になっても、
この経験を忘れずに、
苦しい時を逃げないで乗り越えること
コツコツ努力すること
頑張ったことも頑張ってないことも、
神様がみている。
と思って生きています。

この話はもちろん子供たちにも自分の挫折とそこから得た気持ちを
話しています。

私のような失敗をしないようにという気持ちももちろんあって
子供たちに話をしているのもあります。


しかし、子供たち自身も挫折と失敗を繰り返しながら
成長することはとっても大事なことなんだよな、と思います。

大人の経験から、
このままだと子供は失敗するかも、とか
挫折を味わってしまうかも。と思って
先回りして、手助けしたくなりますが、
挫折や失敗からの学びは
本人にとって一生の宝になるかもしれません。

まるちゃん
まるちゃん

最近ハマっている、ある和尚さんのYouTubeでの印象に残った言葉。
「挫折してどん底を味わっていない人間に、一流の人はいない。」



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