親にかかるストレス

親の役割

私たち親は、子供が健康で元気に過ごせるように
常に気を張って過ごしています。

さらにスポーツをしていると、
体調管理のことや、怪我の心配、いろいろな緊張感がありますよね。

それだけではありません。
仕事でのストレスや、自分の体調がすぐれない日もある。
そんな時でも、ご飯を作って洗濯をして、送迎も休むことはできません。

今、うちの子供たちは二人とも絶賛反抗期です。
上の子の反抗期が来るのが少し遅かったので、
下の小学生の子と被っています。

反抗期で嫌な態度をとられると、
こちらもイライラして怒ってしまったり。

怒りすぎてしまった時には、
本当に落ち込んでしまう日もあります。
私の子育ては間違っているのかな
どうしたらもっと上手に子育てできるんだろう
なんでもっと大きな心で子供と接することができないんだろう
なんて、考えだしたらキリがなく、ひとりで泣くこともあります。

プロスポーツ選手が大活躍したり、
オリンピックで金メダルを取ったりすると、
「〇〇選手の親はこういう子育てをしていた」
と称賛されるようなニュースや
「すごい選手を育てた親の子育ては成功だ」
というようなことが言われたりします。

逆に上手くいかなければ、
「親はもっと子供に寄り添って二人三脚で頑張らないと」
「親ももっとしっかりしないと」
みたいな雰囲気があるように感じます。

そうなってくると、なんだか子供の結果で
親の評価をされているように感じてきますよね。
子供がうまくいかなければ、
「自分のサポートが足りないのかも」とか「もっと一緒に頑張らないと」
とか思ったりするようになる人もいます。

実際私はそうでした。
私がきちんと一緒に頑張らないと、この子は良い選手になれない!
なんて思って、自主練に付き合ったり・・・

もちろん、それを楽しめる親御さんなら全然いいと思うんです。
けど、私はそれでストレスに感じてしまうことが多かったように感じます。

自主練でもうまくいかなくて、イライラしている子供をみると
こちらも「頑張れ」だけではすまなくなってきます。
なんでそんなイライラしてるの?
ご飯も作らないで手伝ってるのに!とかこちらもイライラしてしまったり。

頑張ったってすぐに結果が出ないのなんかわかっているのに、
頑張れば頑張るほど、
熱くなって、早く頑張った結果が出ればいいのに!
とか余計なことまで考えてしまっていました。

そうして色々なことで
ストレスがたまっていき、子供に怒ってしまったり
イライラして言わなくてもいいことをいってしまったり。
本当に良くないな、と思います。

今はどうしているのか


前は、「一緒にやろうよ~」と時間が空けば言われました。
上手くなってほしいという一心で私も付き合っていましたが、そのうち


私が付いていかなかったらやる気が出ない自主練なんて意味がないなと思うようになりました。


なので、私は中学生の娘には、「自分で考えて・自分に必要な・自分でできる自主練」
をしてもらい、手伝うことは今はありません。

下の子は、まだ小学生なので、
子供から手伝ってほしいと言われれば手伝いますが、
基本はお姉ちゃんと一緒で、自分でできることをやるようにしてもらっています。

自分に必要だったらやればいいし、
面倒くさくてやらないのであればそれも本人の自由。


努力しなければ結果はでないと大人はわかっていますが、
やらなかった結果もまた「本人の経験」と思うことにしました。


そのことは子供たちにもきちんと話をして、
「自分で必要だと思ったら、自分でできることを自主練で考えてやってごらん。
やったことは時間がかかっても必ず自分の力になるから。」と伝えました。

そうして子供たちも私の言っていることを理解してくれ、自分たちで考えて
自分たちで自主練をするということができるようになってきました。

もちろん、子供たちはやらない日もあります。
やらなくても、こちらも文句を言いません。
だって、手伝うわけじゃないんだから。
本人が決めたことです。
いちいちそこで口出ししてはいけないと思っています。

たまに、「お母さんみにきて」といわれることもありますが、
その時は見に行くようにしています。
親に頑張っている姿を見てほしいという気持ちがあると思うので、
それは応えるようにします。

私も無理をすることをやめたので
ストレスが減り、子供に対する気持ちの持ち方も良い方向に変わってきました。
肩の力が抜けて子供との接し方がよくなったと感じます。

親がストレスを感じることにより、
子供に悪影響をあたえるということは少なからずあると私は考えています。

大人だから、親だからって無理しなくていいんです。
親だって人間だから、頑張りすぎたら疲れます。


子供が迷ったり悩んだりしている時に、
子供に寄り添って、力になってあげればいいと思います。

まるちゃん
まるちゃん

あなたの心の疲れをとって、
肩の力を抜いて子供を応援できるようにしていきましょう。

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