さて、ここに来ていただいた方の多くは、
子供の頑張っている姿を一番近くでいつも見ていて
「成功してほしい」、「努力が実ってほしい」と
心から思っていると思います。
それは当然のことだと私は思っています。
だって、友達と遊ぶ時間も、家族で出かける時間も削って
朝から自主練をし、
身体を作るためにたくさんご飯を食べ
空いている時間は自分の動画をみて
フォームなどをチェックしたりなど
チームメイトには見せない陰の努力も
いつも近くで見ているから。
成功してほしい、
夢がかなってほしいと思って当然のことです。
私はその想いが強すぎて、
子供を苦しめてしまったことが何度もありました。
長女は中学から強豪チームへ進んでいるため、
周りのレベルも高いし、
小学生の時に全国大会を経験した選手もいます。
気が強い選手ももちろんたくさんいます。
なかなか試合にでることができず、
迎えに行った車の中で
何度も泣いて帰ったことがあります。
今日も出れなかった、上手くできなかった。
と落ち込む娘に、最初は
「大丈夫だよ」と励ます言葉をかけていたものの、
だんだんと、
「またクヨクヨしてる」とか
「また泣いてる」と思うようになり、
こちらもイライラして、
最後には
「泣いても仕方ないでしょ!頑張るしかないんだから!嫌ならもう辞めちゃえ!」
そんな言葉を子供に投げかけていました。
「やだ!やめない!」そんなことの繰り返しに、
私も苦しくて、一緒に泣きながら帰ったことも何度もあります。
頑張ってほしいのに、応援してるのに
苦しんでいる子供を見ているのが耐えられず、
逆に子供に自分の不安な気持ちを怒鳴りつけてぶつけるなんてことをして、
今では本当になんてことをしていたんだろうと思います。
一番頑張っているのは本人なのに。
子供が思うようにできない苦しみや
レギュラーをとれない悔しさを自分のことのように苦しく感じ、
毎日のお迎えも、
「今日はどうだったかな・・・」
「また泣いて帰るのかな」
「今日はなんて声をかけよう・・・」
なんて考えて、本当に憂鬱な時間になってしまいました。
私の言葉で、長女はたくさん苦しんだと思います。
今も、うまくできない日はたくさんあると思いますが、
以前のように泣いたりすることはなくなりました。
私も、きつい言葉がけをすることはなくなりました。
なにが変わったのか、
また次の記事で書いていきたいと思います。
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